山口県ふぐ処理師・元下関市長中尾友昭によるふく百話。100話を目指して、ふぐや下関のことについてお伝えできたらと思います。関とら本店は、下関にてとらふぐを全国有名百貨店御用達のお店として30年。全国に下関からとらふぐをてっさ、てっちりとしてご賞味いただいております。

会員登録はこちら

メルマガ会員募集中

【贈り福】ふぐ七福神セット(2人前)

価格帯で選ぶ

関とらコラム、てっさ・てっちりの美味しい食べ方

関とらコラム、ふぐについて詳しくなろう

ふく百話

ウェブマガジン旅色の山陰山陽お取り寄せグルメ&観光特集に紹介されました
カテゴリーで選ぶ
営業日カレンダー
2023年 02月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28     
今日
2023年 03月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

※土曜、日曜、祝日は定休日のため
お電話でのお問い合わせはお受けできません。
メールにてのお問い合わせは、翌営業日のご返信となります。

 
トップ > ふく百話 > ふく百話(18)

ふく百話(18)

ふぐ総選挙一位に輝いたのは、なんと「マンボウ」

7月、フグの展示数世界一を誇る海響館でしかできない、フグの魅力たっぷり フグ総選挙が行われました。海響館では常時100種類以上のふく展示を行っています。海響館では多種多様な個性豊かなふぐを知っていただこうと総選挙に取り組んだのです。展示スタッフが飼育しているからわかる、本気で選んだかわいい「推しフグ」10種が選抜されました。選挙ポスターはスタッフの手作りです。決め手は「かわいい」です。海響館一番の「かわいい」フグをお客様の投票で決定しました。

私も久しぶりに海響館に行ってみようと思いましたがコロナ下で叶いませんでした。10万円支払って海響館の永久会員となっていることは以前お知らせしましたがその証拠があります。1階の通路の壁に銘板を掲示した一角があり、その中に中尾友昭と記した金属板があります。長さは20センチくらいありますのでわかりやすいです。興味のある方は私のふくのセリ袋とともにご確認ください。

自己アピールのふぐ選挙ポスターでトラフグを紹介しますと「かむ、ふくらむ、つむる、もぐる、忍々党 党首 トラフグ」です。

投票の結果、ふぐ総選挙一位に輝いたのは、なんと「マンボウ」。

投票総数1万7693票のうち3296票獲得で断トツのトップ当選です。

海響館展示係のコメントは「マンボウも実はふぐの仲間なのです。よく想像するのは、ふく刺しになるようなトラフグとか丸っこい生き物だと思うのですけど、フグの仲間はそれ以外にも400種類くらいある大きな分類群です。マンボウは非常に知名度が高いのと、フグの仲間で一番大きくてインパクトがあります。注目してもらいやすい中で有利な選挙戦というのもあったかも知れませんが、さすがマンボウだなという感じがします。」展示されている個体は全長155センチ、推定体重200キロです。6月に館内飼育最長記録1522日を更新しました。大きな体でのんびり泳ぐ姿が人気のポイントのようです。なお参考までに2位はメイタイイシガキフグ、3位はネズミフグでした。

マンボウの話。マンボウは、フグの仲間です。正式分類は「フグ目マンボウ科マンボウ属」。世界中の暖かい海に生息しています。大型になると全長3メートル、体重は2トンを超えます。世界最大の硬骨魚類です。ちなみにマンボウより体の大きいサメは骨格が軟骨でできている軟骨魚類に分類されます。マンボウの生態はまだまだ謎が多く現在も研究が進められています。海面から1mほどジャンプする習慣があり、体に付いている寄生虫を振り落とすためなど諸説あります(海響館)。

海面をのんびりと泳ぐイメージが強いですが、主に海面に漂っているプランクトンやクラゲを食べていると考えられていましたが深海に潜りカニやイカも食べていることが判明しています。ふぐとマンボウの共通点。マンボウの体の特徴は肋骨がないなど、フグから影響を受けていると考えられています。フグはほかの魚に丸呑みされないように体を大きく膨らませることによって身を守ろうとする習慣があります。マンボウはフグからの進化の過程で骨格は受け継いだまま、体を膨らませて大きくなる能力ではなく大きな体を手に入れたのではと考えられています。

海響館の研究から紹介。フグが目を閉じる行動を観察し世界で初めて詳細なデーターを得ることに成功しました。陸上にすむ生き物は乾燥やケガなどから目を守るため、まぶたを閉じることができます。一方魚類で目を閉じられるのは一部のサメ・エイとフグの仲間だけです。まず目を閉じるとき目の周りの皮膚は目の中心に向かって収束し、この動きは他の脊椎動物のまぶたの動きとは全く異なるものです。次に目を閉じる運動は目の周辺の皮下にあるシート状の筋肉の収縮によって引き起こされることが、コモンフグへの電気刺激実験から明らかになりました。その機構の特殊性などから、今回の研究で観察された目を閉じる行動はフグの仲間が進化する過程で陸上の生物とは別に獲得されたものであると考えられるということです。(以上、海響館HPから抜粋)