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ふく百話(39)

「山口県知事とふく」

2月7日(日)、山口県知事選挙が行われました。村岡つぐまさ知事3選目は圧勝でした。しかし投票率が34、91%と過去最低でした。村岡さんが絶対に勝つという安心感はありましたが選挙に3人に1人しか行かないとは残念です。私は市議、県議、市長と計6回の選挙を戦いましたが毎回の結果は投票率に左右されたと思います。村岡知事最初の選挙は8年前です。地元市長として選挙カーに同乗、応援で市内を回りました。村岡候補からどのようにしたら中尾市長のようにお腹から声を出せるのですかと問われました。下関市内では知人の少ない村岡候補でしたので中尾市長から紹介された村岡ですと各地で挨拶されました。ふくとの関係では平成27年6月、イタリアのミラノで「世界食の博覧会」が開催された際、山口県の日に村岡知事、畑原基成県議会議長の前でふく刺し実演をしたのがふくの思い出です。周りは大勢の外国人でふく刺しに慣れている私も緊張しました。手が震えていつものように薄く引けないのです。私の作るふく刺しは真中に皮をのせますので出来栄えが少し悪くても修正がききますが、当日は皮がなく刺身のみの盛り付けでした。私のふく刺しを食べたことのある畑原議長から中尾市長、今日の刺身は少し厚いと冷やかされました。村岡知事はニコニコしてみておられました。知事は県のさかな「ふく」の応援者です。畑原元議長とは議会の青年会議所OB会(豊明会)ということで議会ごとに懇親会を行いました。豪快な性格と飲みっぷりでした。県議に就任した時、私は山口県の水産物代表は断トツで「ふく」だと思っていました。それで何度か懇親会でこれが「下関のふく」だと自慢していました。ところが畑原氏はふくもあるが私のところの錦町では「つがに」(上海カニの一種)だと自慢しました。1度賞味しましたが自慢するだけあって美味でした。そうなると他の議員も黙ってはいません。俺のところは「アマダイ」だ、いや自分のところは「しろうお」だ。鱧もある鮎もある、アンコウ、車エビ、タコとお国自慢となりました。島田明元議長の応援があったので、畑原氏は議長に就任されましたが無理が重なったのか平成29年、逝去されました。享年62歳。議長として今からという時に残念なことでした。

山口県の魚は「ふく」です。平成元年、平井龍知事の時代に県民への公募により決定されました。小野社長は「ふく」に決まったことを大いに喜び、選定委員を下関の料亭に招待しふく料理でもてなしました。私は事務局で相伴しました。県水産部長、県議会農林水産委員長、県漁連会長、水産大学校長、県学芸員等多彩な顔ぶれでした。自宅に飾ってある「ふぐ処理免許証」は条例ができた昭和56年に取得したもので登録番号1102号、免許の証明者は平井県知事です。山口県が条例を制定した背景には県内のフグ中毒防止の目的もありましたが、数年後に計画されていたアメリカ輸出へ向けて公的な衛生処理の環境整備もありました。平井知事を動かした影の立役者は小野英雄と藤原俊昭県漁連会長、そしてここでも後見人は林義郎先生でした。アメリカ輸出については小野英雄追悼本「ふくに生きる」の中で葬儀委員長の林義郎先生が経緯を紹介されています。小野英雄の後見人は元日新運輸社長、花元組の花元健三さんです。花元さんの甥の娘が小野英雄の奥さんです。林義郎さんによれば曾祖父の林平四郎さんの時代から花元さんとは実懇の間柄だったそうです。文中でその縁を語られています。

私が一番印象に残る知事は二井関成氏です。我々は県議会では新政クラブという山口県議会始まって以来の無所属の会派を久保田きみ子(宇部)、木村健一郎(周南)の3人で立ち上げ新風を吹き込みました。その後、3人とも市長に就任したことは皆さんご存じの通りです。あるとき会派で二井知事を割烹に招待しました。我々は資金不足で「ふく料理」でご招待とはなりませんでした。普通の懐石料理と酒は二井知事が好きと言われたヒレ酒を準備しました。自宅ではチェックが入るのでお酒が沢山飲めないが今日は楽しいので少し飲みますと言われ、ヒレ酒を5〜6杯は飲まれました。4人で盛り上がったのは言うまでもありません。二井知事が引退後、県から出向している幹部とともにご夫妻を下関にお招きし豪華ではありませんがふく料理でもてなしました。前知事から私は中尾市長と同門だからと言われ嬉しかったです。それは二井知事のご令嬢が林孝介氏のご子息に嫁がれていたからです。私が林派だということで盛り上げていただきました。

歴代県知事には「ふく」を愛し応援していただきました。山口県のふくは集散地の下関に限らず、延縄漁業発祥の地の徳山。全国最大の生産基地で現在は「マフグ」で有名な萩市。これに湯田温泉、湯本温泉をはじめとする各地温泉の名物のふく料理や多くの飲食店等、県内連携ができる「ふくの県」です。